2014年バックナンバー

2014年に発行された「DayArt」は、10〜13号です。主なコンテンツを紹介します。

■10号

読書系・アート系フリーペーパー「Day Art」Vol.10が2014年1月15日に発行されました。画面だと分かりにくいですが、ちゃんと光沢のある金色になっているんですよ。

特集は「いま、振り返るDay Artの軌跡!」短い歴史ではありますが、10号を記念して、今までの「Day Art」を振り返ります。「本ものアートなアイテム」では、思い出の本を時計に変える作品、《あの頃》を制作するクニオ・コットさんをご紹介。

■11号

読書系・アート系フリーペーパー「Day Art」Vol.11が2014年4月に発行されました。表紙は“出井阿斗夫”氏のクレヨン画、《明るさを極端に嫌うモナコ生まれの理沙夫人》。太宰の言葉と併せて掲載です。

今号の特集は「僕たちは、サングラスにどう立ち向かうべきか!」です。なぜサングラスをかけるのか。いつサングラスが生まれたのか。サングラスと文学の関係は? 今年流行のサングラスとは。そもそも僕たちはサングラスに立ち向かう必要があるのか……? 様々な切り口でサングラスについて考察します。

「本ものアートなアイテム」は、群馬・桐生の畳職人が生み出す「いぐさBOOKカバー」をご紹介。元禄期に創業した畳店11代目の職人による、素材にこだわったいぐさのアイテムは、ぜひ手に取っていただきたい一品ばかり。いぐさの香りに包まれながら本を読むというのは、なんとも良いものです。

■12号

読書系・アート系フリーペーパー「Day Art」Vol.12は、2014年8月に発行されました。表紙は「追悼 粕谷一希」。「中央公論」の編集長、「東京人」の創刊者として、出版界に大きく貢献された、粕谷一希氏が本年5月30日に亡くなられました。「Day Art」でも大変お世話になりました。今号は、粕谷氏の追悼号とさせていただきました。

特集「追悼 粕谷一希」。冒頭でお伝えした通り、出版界に大きく寄与された粕谷一希氏が亡くなられました。ここでは、粕谷氏とプライベートで付き合いのあった、弊紙編集長が、その思い出から粕谷一希像を振り返ります。粕谷氏を知らない方も、このような方が出版界にいたということを、ぜひ読んで知っていただければと思います。

最後は、夏号恒例となりました、太宰治「桜桃忌ルポ」です。桜桃忌に主催者は必要か、桜桃忌はどうあるべきか、一石を投じる記事になっています。

■13号

読書系・アート系フリーペーパー「Day Art」Vol.13は、2014年10月に発行されました。さて、今号の表紙の仕掛けにお気づきいただけたでしょうか? 鏡を使って読んでみると……? 特集は、「みんなナルシスト!」。今や一般化したナルシスト、ナルシシズムという言葉。「Day Art」では読書的・アート的アプローチでナルシストについて考えます。