2012年バックナンバー

2012年に発行された「DayArt」は、2〜5号です。主なコンテンツを紹介します。

■2号

読書系・アート系フリーペーパー「Day Art」Vol.2が2012年1月1日に発行されました。今号の表紙写真は、パブリック・ブレインの刊行物『カチカチ山』が、公園のブランコで入浴している、という内容。冬となるとお風呂が恋しい季節ですが、そういったときでも、読書やアートに浸っている生活を表現しました。

3ページは、「本ものアートなアイテム」。今回は、キッチン用品を扱っているショップ「CINQ(サンク」の「メガネしおり」を紹介しました。

4ページは、今号の特集「ペンネームって、何?」。二葉亭四迷や江戸川乱歩、太宰治のペンネームの秘密に迫るほか、2006年に亡くなった作家・松本哉さんについて、いろいろと考察しています。

最終面は、「ナカノヒトに会いたい」というコーナー。美術館やギャラリー、書店などの「ナカ」で活躍する方々を紹介します。今号は、3331アーツ千代田の宍戸遊美さん。千代田区の元中学校をギャラリーなどの施設に改修し、オープンした3331アーツ千代田のいろいろなお話をお聞きしました。

■3号

読書系・アート系フリーペーパー「Day Art」Vol.3が2012年4月1日に発行されました。今号の表紙写真は、パブリック・ブレインの刊行物『カチカチ山』が、リクルートスーツに身を包んでいます。新生活が始まった方が多いなか、『カチカチ山』の少女も入社式にでも参加するのでしょうか?

3ページは、「本ものアートなアイテム」。今回は、電通所属の倉成英俊さん、塚本哲也さんによる「flying card」をご紹介。紙ヒコーキの形をした手紙を、友人や知人に送ることができる。なんともロマン溢れたアイテムです。

4~5ページは、今号の特集「水玉 orドット」。昨今、「水玉」を「ドット」と呼ぶようになってきましたが、そもそも「水玉」のルーツって何? そういった疑問から、いろいろと考察。もともと、日本における「水玉」は、「陰陽道」と関係があった? 「水玉」はもともと「星」だった? アート、ファッション、デザイン、文学を切り口に大胆に考察しています!

■4号

読書系・アート系フリーペーパー「Day Art」Vol.4が2012年7月1日に発行されました。

3ページは、「本ものアートなアイテム」。今回は、セメントプロデュースデザインの「しおりぼん」。同社の金谷勉さんにお話を聞きました。「しおりぼん」は、本に挟むしおりをりぼん風にアレンジ。ディスプレイ、装飾として、自宅の本に彩りを。

4ページは、今号の特集「表紙画&挿絵」(前編)です。書籍の表紙画の存在意義、価値について考察しています。なかでも、角川文庫の「横溝正史シリーズ」の表紙イラストを手がけた杉本一文さんを中心に紹介しています。

■5号

読書系・アート系フリーペーパー「Day Art」Vol.5が2012年10月1日に発行されました。

4ページは、現代美術家・会田誠さんの特別インタビュー。2012年11月17日~2013年3月31日まで、森美術館で「天才でごめんなさい展」を開催した会田さんに、開幕直前にロングインタビューしました!

6ページは「行った!観た!参加した!」では、イラストレーター・画家の林静一さん、イラストレーターのオカダミカさんの各個展の模様を紹介。7ページは「日本文学を読もう!」は、藤枝静男の『田紳有楽』を取り上げました。「孤高のアーティスト」は、写真家・石本卓史さんを紹介。