音楽詩劇研究所「ユーラシアンオペラ 2022」開催!
「A Night The Sky was Full of Crazy Stars」
埼玉公演:11月23日(水・祝)
東京公演:11月26日(土)・27日(日)
■韓国 台湾 クルド ロシア 日本…多言語の歌声が響く開かれた広場へ
2016年よりユーラシア各地で、現地アーティストとコラボレート(アルメニア、ロシア、ブリヤート共和国、トルコ、ウクライナ、カザフスタン、タタールスタン共和国、韓国)し、新たな音楽劇のスタイルを模索しながら創作してきた音楽詩劇研究所のユーラシアンオペラが、コロナ禍以降、初めて開催される。
作曲・演出はコントラバス奏者で、同研究所の代表・河崎純さんが務める。韓国からは、伝統音楽「正歌」の歌手ジー・ミナさんを招き、現在も韓国で愛される「春香伝」が披露される。様々な詩をコラージュした詩劇の二部構成。
今回は、トルコより移住するも難民認定されず、埼玉県外への移動もままならないクルドの人々との交流の場となることを願い、架空の「広場」を想定している。埼玉公演では、不思議な重力感を表現する美術家・髙田純嗣さんの彫刻作品のある空間で、観客とともに本当の「広場」をつくり上げる。
ソリスト | ジー・ミナ[歌] エリ・リャオ[歌] |
演奏 | 松本ちはや[マリンバ・打楽器] 熊坂路得子[アコーディオン]任炅娥[チェロ] 小沢あき[ギター] 河崎純[コントラバス] |
スペシャルゲスト | Denge Jine Japan[歌・ダフ]※埼玉公演のみ |
三浦宏予[ダンス] 亞弥[舞踏] 吉松章[舞•謡] 坪井聡志[歌] |
埼玉公演 | アプリュス芝スタジオ 埼玉県川口市芝 4-17-16 |
開催日 | 11月23日(水・祝) |
時間 | 昼:13:00開演/夜:17:00開演 |
料金 | 予約:3,500円/当日:4,000円 |
東京公演 | SHIBAURA HOUSE[1F] 東京都港区芝浦 3-15-4 |
開催日 | 11月26日(土)・27日(日) |
時間 | 11月26日 夜:18:00開演 11月27日 昼:14:00開演/夜:18:00開演 |
料金 | 予約:4,000円/当日:4,500円 |
また、世界各地の伝統芸能の現在を紹介する音楽詩劇研究所企画のライブイベントシリーズ「音nity」が、関連イベントとして開催される。11月12日(土)アプリュス 芝スタジオでは、若手気鋭の落語家・林家彦三さんが登場。11月28日(月)SHIBAURA HOUSEでは、三味線弾き唄いの柳家小春さんが登場する。
コーカサスや黒海、シベリアの伝説・民謡に基づくアンナ・ピンギナさんのコンサートや、「ハイパー箏奏者」八木美知依さんを迎え、音楽家・ピアニストの千野秀一さんも参加する新たな四重奏団によるコンサートも開催。その他、イベントが様々開催されるので、公式サイトで確認してほしい。
なお、11月14日(月)には、河崎さんの新刊書籍『ユーラシアの歌 原郷と異郷の旅』(ぶなのもり、本体価格3,600円)が発売される。こちらも注目だ。
■予約・お問い合わせ先
スケジュール詳細 | https://musicpoeticdrama.com/schedule.html |
メール(音楽詩劇研究所) | info@musicpoeticdrama.com |
予約サイト(RESERVA) | https://reserva.be/eop2018 |
「DayArt」の編集長自らが取材・体験し、執筆しています。