「芥川龍之介 生誕130年　旅の記憶」（山梨県立文学館）　

会期：2022年4月23日（土）〜6月19日（日）

芥川龍之介は旅が好きだったといいます。北は北海道、南は九州へと訪れています。本展では、芥川の旅の軌跡を辿る資料や写真が展示されます。

写真は、芥川が大阪毎日新聞社の海外視察員として中国を回ったときの一枚。1921（大正10）年3月から約4ヶ月にわたった訪問で、「上海游記」「江南游記」にまとめられています（講談社文芸文庫に収録）。初展示の松江での俳句草稿の他、16歳の夏休みに書いた日記などの資料が展示。

芥川の小説は、小学生や中学生のとき読んだ方も多いでしょう。芥川の作品は多く書籍化されているので、生誕130年という節目の年に、今一度読み返しを。

※写真キャプション／クレジット
中国旅行中の芥川（左）。提供：日本近代文学館

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「DayArt」の編集長自らが取材・体験し、執筆しています。